戸越銀座で小さなお子さんの歯医者、なる歯科クリニック

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NARU Dental Clinic BLOG

2015年1月11日 日曜日

フッ素について

【武蔵小山・戸越銀座の歯医者】
品川区荏原の『なる歯科クリニック』院長の成川です。

本日は『フッ素』についてお話ししたいと思います。
フッ素塗布が子どもだけではなく,大人のむし歯予防にもいいことを知っている方は少ないのではないでしょうか?
フッ素塗布は虫歯予防や初期虫歯の治療にも使われるものです。予防歯科先進国では当たり前のように行われており,虫歯予防にとって大変重要な処置です。
今回はフッ素塗布が虫歯を予防するメカニズムとフッ素塗布の方法をご説明します。

フッ素塗布の虫歯予防メカニズム

歯の質を強くする

生えたての歯の結晶構造に作用することによって,エナメル質の耐酸性が向上させます。

初期の虫歯を治します

穴の開いた虫歯には難しいですが,その前段階である歯の表面の白くなった虫歯に対してはフッ素を塗布することで元に戻る可能性があります(これを歯の再石灰化といいます。)

虫歯菌の活動を抑える

フッ素塗布を行うことによって虫歯菌の活動が抑えられることによって、酸の量を減らし、歯が溶かされないようにして虫歯予防を行います。

 では,具体的にはどのようにフッ素を使っていったらよいでしょうか?
フッ素を最も効果的に取り込めるのは実は毎日の歯磨きです。

市販の歯磨剤にはフッ素が入っており,一日に頻繁に使いお口の中のフッ素濃度が高い時間を増やすことが大切です。それに加えて,歯科医院で定期的にフッ素塗布を行えば更に効果は高まります。

当医院で使用しているフッ素はこちら

お子様には味を選んで頂きます

  
また,家庭で手軽に使用できるフッ素スプレーも販売しています。こちらは,ごく低濃度ですので歯の生えたての赤ちゃんから大人の方まで使用していただくことができます。

その他販売している歯磨剤にもフッ素が配合されていますので不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

 なる歯科クリニック
  成川 昌隆

投稿者 なる歯科クリニック

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