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歯を失ってしまった方へ
歯が抜けた時、放っておくと・・・
歯の病気が進行したりケガをしたりして歯を失ってしまうことがあります。
歯は元々、舌・口唇・隣の歯・噛み合わせる歯と、様々な方向からかかる力のバランスによって位置が保たれているため、歯が抜けた時に何も治療を受けずに放置しておくと、そのバランスが崩れて残った歯が横に倒れたり伸びたりしてくることがあります。
そうなると、いざ予防治療やブリッジを作る時に歯並び全体を修正しなければならず、治療に長い時間を要することにもなりかねません。
たしかに1本くらい歯がなくてもなんとか噛むことはできますが、しっかりと噛み砕けなくて胃に負担がかかりますし、左右どちらかの歯ばかりを使うことになって残った歯を失うリスクも高くなります。
いずれも、すぐにその悪影響が出てくる訳ではありませんが、5年10年と長期間に渡って少しずつ状況は悪化していきますので、今なんとかなっていたとしても必ず早めの治療を受けて頂きたいと思います。
歯を失った時の治療方法
歯を失ってしまった時の治療方法は、主に3つあります。
それぞれに特徴がありますので、事前にしっかりと説明させて頂き、患者さんに合う、そしてご希望される方法で治療を進めさせて頂きます。
入れ歯
治療時の侵襲は最も少ないですが、他の2つの治療方法と比べて強く噛めないというデメリットがあります。
治療方法 | 金属床 チタン床 ノンクラスプデンチャー |
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メリット | 治療が比較的短期間で済む ものによってはバネが目立たないものがある 手術の必要がない 広範囲の欠損にも対応することができる |
デメリット | 慣れないと違和感が出やすい 比較的食べカスが挟まりやすい 硬いものが食べにくい場合がある 手入れに手間がかかる場合がある |
ブリッジ
残っている自分の歯で人工歯を支える治療方法です。
比較的強く噛むことができますが、土台にするために健康な歯を削らなければなりません。
インプラント
骨に人工歯根を埋め込んで、その上に人工歯を取り付けます。
しっかりと噛むことができ見た目も自然に仕上がりますが、外科処置が必要で治療完了までに半年前後の期間が必要です。
メリット | 自分の歯のように噛むことができる 天然歯のような見た目にすることができる 定期的にメインテナンスを行うことによって、長い間使い続けることができる |
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デメリット | 外科手術が必要になる 保険適用外のため治療費が高額になる |
料金
入れ歯
種類 | 料金(税込) |
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金属床(コバルトクロム) | 330,000円 |
チタン床 | 440,000円 |
ノンクラスプデンチャー | 110,000円 |
インプラント
種類 | 料金(税込) |
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術前検査 | 16,500円 |
一次ope | 253,000円 |
二次ope | 55,000円 |
上部構造 | 110,000円~165,000円 |