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NARU Dental Clinic BLOG

2014年10月24日 金曜日

歯ブラシの選び方

品川区荏原の『なる歯科クリニック』院長の成川です。

 今日は患者さんからよく質問を頂く,歯ブラシの選び方についてお話していきます。
ドラッグストアなどにたくさん並んでいる歯ブラシ。形も値段も様々でどれを買えばよいか迷ってしまいますよね。
虫歯や歯周病を防ぐのは何と言っても毎日のブラッシングです。虫歯が多い方・歯周病に悩まされている方の使用すべき歯ブラシがそれぞれ違うことをご存じですか?このページではあなたに合った歯ブラシを紹介します。

① 虫歯になりやすい方が使う歯ブラシ
 口の奥まで届くよう歯ブラシのヘッド(先の部分)は小さくて,プラーク(歯垢)を効率的に落とせるよう毛の硬さは普通でまっすぐなものをおすすめします。

当医院ではバトラー#211をお薦めしています。

② 歯周病で悩まれている方が使用する歯ブラシ
 歯肉が腫れていたり根っこが出ているとしみる可能性が高いので毛は柔らかいものを選んでください。また,歯と歯茎の間の隙間が健康な方に比べると広くなっているので毛先が細い歯ブラシがおすすめです。

当医院では,DENT.EX systema 44Mをお薦めしています。

③お子様用の歯ブラシ(仕上げ磨き用)
 お子様用の歯ブラシは年齢によって異なります。仕上げ磨き用の歯ブラシはお父さん、お母さんが握りやすく、ブラシの先はお子様の口に合う小さいものが適しています。お父さん、お母さんによる仕上げ磨きは、虫歯のできやすい歯の生え変わりの時期、小学高中学年くらいまでやってあげてください。高学年で定期的ににフロスをしてあげるとさらに効果的です。

当院では仕上げ磨き用歯ブラシにDent.EX kodomo14Mをお薦めしております。

④ 歯ブラシの補助用具
 残念ながら歯ブラシだけでは歯の汚れを落としきることはできません。さらにブラッシングの効果を上げるためにデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具が必要になってきます。
 ワンタフトブラシは歯と歯の間の隙間や、一番奥の歯の根元を磨くのに適しています。

 歯と歯の狭い方はデンタルフロス(ワックス付)を、広がってきている方は歯間ブラシ(各種サイズあり)を用いて隙間の汚れを取っていただくことで、歯ブラシのみでは取り切れない汚れをきれいにすることができます。

また,歯ブラシの使用が難しい方には電動歯ブラシの販売も行っておりまので,お気軽にご相談ください。

投稿者 なる歯科クリニック

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