NARU Dental Clinic BLOG
2014年10月31日 金曜日
歯磨剤について
【武蔵小山・戸越銀座の歯医者】
品川区荏原の『なる歯科クリニック』院長の成川です。
朝晩冷え込んできましたね,体調はいかがでしょうか?
みなさんも一日に数回食後や寝る前に歯磨きを習慣的に行っており,その時に,歯磨剤(歯磨き粉)を使ってらっしゃっているかと思います。ドラッグストアに行くと様々な種類の歯磨剤が並んでいます。
歯磨剤を選び使用していただくポイントとしては
① 発泡剤の入っていないもの,もしくは少ないもの,ミント系などの爽やかな香りの少ないものを選びます。なぜかというと,泡立ちが多かったり爽やかな香りの強いもので磨くと,うまくブラッシングができていなくてもすっきりして磨けたような感覚に陥ってしまうからです。
② 研磨剤の入っていない、または少ないもの。研磨剤を使い過ぎると歯が削れる原因になります。
そこで当院では,
『Check-Up standard (チェックアップ スタンダード)』(ライオン株式会社)
をお勧めしています。
この歯磨剤の特徴は
・フッ素が配合されている→フッ素は歯の質を強くし,虫歯の進行を抑制します。
・泡が立ちにくい→時間をかけてブラッシングすることが可能。また,うがいの回数が少なくてすむのでフッ素を口の中に残すことができます。
・研磨剤が少ないので歯が削れにくい。
また,歯周病予防にはコンクールF,コンクールジェルコートF(ウェルテック株式会社)
コンクールジェルコートFは
フッ素が配合されている,泡立ちにくいのはもちろんのこと,薬効成分に塩酸クロルヘキシジンを配合しており,歯周病菌などを殺菌するので歯周病を予防します。
コンクールFは歯周病予防や抜歯などの外科手術後に洗口剤として使います。また、歯ブラシに直接つけて磨くことでお口の中の細菌が増えるのを抑える働きがあります。
また,お子様用には
Check-Up kodomo(ライオン株式会社)
フッ素がお口の中に留まりやすい処方になっており,好きなキャラクター,味をお選びいただけるようになっているので、楽しく歯ブラシができるようになります。
歯磨剤は、他にも炎症を抑える成分や知覚過敏を抑える成分が配合されたものがあります。
歯磨剤の役割は、あくまで歯ブラシの補助的なものですので、歯磨き粉なしでもしっかり汚れが取れるような丁寧なブラシを習慣にすることが、虫歯や、歯周病の予防にとっては一番の近道です。
使用方法などご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
なる歯科クリニック
院長 成川 昌隆
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